ファイヤーオパールのペンダントトップ

今年、9月の終わりの話になりますが、会社のおばちゃんが定年退職しました。

そこで、自分は記念のジュエリーを製作することにしました。

おばちゃんの誕生月は10月だったので、誕生石はオパール。

その時点で手元にあったのが、メキシコ産のファイヤーオパールです。

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左が白、右は黒をバックに撮影しました。

ファイヤーオパールとしてはオレンジ色が薄くイマイチですが、プレイオブカラー(虹色に輝く遊色効果)が見えます。

ファイヤーオパールと言えば濃いオレンジ色でプレイオブカラーがほとんど見えない物を思い浮かべますが、このオパールは色が薄いのもあり、黒い物を背景にするとウォーターオパールのような感じでプレイオブカラーが見えてきます。

しかし、おばちゃんが、記念のプレゼントなのに「色々お世話になったので代金を全て支払わせて欲しい」と言ってきました。

プレゼントなのにお金をいただく必要はありませんと言っても、支払うと言って聞かないので、とりあえずその場は引き、製作費用をなるべく安くしてから考えることにしました。

今回も、コフレジュエリーさんへ依頼して製作していただきましたが、おばちゃんの意見と、なるべく安くあげたいと言う事を伝えました。

そして、できたのがコチラ。
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左は白、右は薄いグレーがバック。
(携帯のカメラが勝手にグレーを白っぽく補正してしまって全体的に明るめに写ってますね)
白が背景だとぱっとしませんがグレーがバックになると徐々に色が見えてきます。
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黒をバックに撮影すると、プレイオブカラーが浮かび、見る角度によって表情を変えます。
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ちなみに裏側はこんな感じです。
シンプルな4点爪止め。
コストを下げる為、地金はK18WGを使い、極力地金の量も少なめで作ったそうです。
バチカンは、チェーンのプレート(ダルマカン)を通せる様に4.5ミリぐらいになってます。(細いバチカンにもちゃんとK18WGの刻印がある!)
黒をバックにした時の、プレイオブカラーによる見え方の変化はなかなか面白いです。
これからの時期、黒系の服に合わせると良さそうな感じもします。
ただ、反省点は色石をジュエリーに加工する際は濃い目の色を選択するべきですね。
加工した際に、どうしてもルースの時と見え方が変わってくるので、特に透明度が高いとなおさらです。
このペントップが完成したのが9月の終わり。
でも、おばちゃんが色々忙しく、時間の都合が合わなくて、かれこれ2ヶ月。
やっと一昨日渡すことができましたw
ついでに、他のルース(30個ぐらいしかないけど)なども見せたので、オマケに1つルースをプレゼント。
おばちゃんお元気そうでしたので、良かったです。

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