かれこれ2週間ほど前になります。
長い袖ヶ浦に接がれていたルエッティを、背丈を低くして置き場の自由度を向上させよう!と、胴切りした苗が発根してきたので、鉢に植えつけようと思いました。
土など植え付け準備をしてこようと一旦横置きにした時、ルエッティがなんか傾いてる事に気づいたのでよく確認すると、なんと、台木との継ぎ目から食害にあっているではありませんか!
しかも相当深刻な自体だと容易に察することができる食べられ方だったので、すぐに接木ツールを取ってきて、応急処置と言うか緊急オペと言うか、、まずは被害状況の詳細を確認する為スパッとカットしました。
カットした所、グルっと維管束辺りを見事に食べられていました。。。
犯人は、周囲にキラキラと足跡をつけていったナメクジかと思われます。
受粉もして種子を期待していた株なのに、仔吹きも沢山し始めたところだったのに、これはあんまりじゃありませんか。。
早々に、食べられていない部分まで切り戻して袖ヶ浦に接ぎました。
切り戻すと言う事で、まだ熟してなくて本体内に埋没している実もカットしてしまう事になりましたが、親苗が枯れたら元も子もありませんので、せっかくできた実も今年は諦めです。
中に種子ができてない実もありましたが、白っぽい種子ができている実もあり、泣く泣くカットしました。。
そして1週間後見てみると、なんと、補木と台木の間が黒くなっていて接木失敗していました。。
カットが甘く、赤腐れしている維管束が残っていたのが原因でしょうかね?
サイド緊急オペ。
今度は、赤腐れしている維管束を完全に取り除くまで切り詰め、その間にある沢山の仔を全て接木して、もうどれか一つでも生き残って欲しいと藁にもすがる思いで挑みました。
伸びてきたキリンウチワを総動員し、まだ小さな仔を20個ばかし接ぎまくり。。
最後に切り詰めた親苗を袖ヶ浦に接ぎ、ナメクジ駆除剤を蒔いた簡易温室へ。。。
1週間後、キリンウチワ接ぎの方は、いくつか活着せずに萎れてしまったものもありましたが、7割ほどは着いたかと思います。
中には、本当に着いてるのか怪しいものもありますが^^;
親苗も着いたのではないかと思います。
まだ少し心配ですが、無事成長が始まってくれることを祈ります。
梅雨入りし、ナメクジの勢力拡大も懸念されますので、食害に注意しましょう!
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