LED7灯 ソーラーハンドライト

今年、暗くなってから外の植物を見回ったりするのに活躍している物があります。
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ヤフオクでストア出品されているLED7灯ハンドライトです。
でも、こんな性能も不明でどこで作られたかも怪しい安っぽい物が送料と代引き手数料だけで1000円以上かかってしまうのでは買う気になれませんでした。
今年の初めの頃になりますが、ヤフオクで購入したが点灯しなくなり使えなくなった為、格安で出品している方を発見したので、早速ゲットしました。(500円でw)
手元に到着するやいなや、樹脂の安っぽい作りの本体を開け、中身を確認。
出品者の方が、いくら光に当てても充電されないみたいと言っていた理由はすぐわかりました。
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セル(ソーラーパネル)の配線ミスで、セルのプラスとマイナスの出力する部分に配線が付いておらず、別の部分に半田付けされていていました。
紛らわしく半田付けできるようになっていたからって、こんなミスは困りますね。
(絵が下手で申し訳ない)
内蔵されていたニッカドバッテリーをはずして充放電してみたところ、容量は大体300mAぐらいでした。
仕様としては、ニッカド2セルで謎の回路を通してLED7灯を並列点灯してましたが、謎の回路も実測で390mAも電流を食ってましたので、たとえバッテリーが満タンでも45分ぐらいしか使えない事になります。
ついでに、ソーラーセルの出力は、開放電圧約4.5Vで短絡電流20mAぐらいだったので、晴天でも充電にロスなしでも15時間以上かかる計算になります。
(どこか計算間違えてたらコッソリおしえてね)
というわけで、早速改造しました。
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こちら、自作の点灯回路です。
いわゆる昇圧回路です。
部品数の少ないシンプルな配線でできる回路で、昔(高3ぐらいだったかな)ネットで発見した回路です。
「LED 電池1本 回路」と入れてググって見つけた覚えがあります。
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なぜか回路図暗記してますね。。
トランスを手巻きで作る以外は簡単です。
トランジスタは2SC3279が無かったので2SC2500を使いました。
LED全て直列では効率が悪いので3直を2つ並列にして、あまった一つのLEDは絶対低格値の多いものに交換して直列に組み込みました。
LED数が多いので、電流制限や定電流回路は入れなくても平気でした。
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中のバッテリーも1000mAに変更してしまいました。
そんな事したら、持ちは良いけど充電に時間かかりすぎるじゃん って思いますよね。
そこで・・・
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2ピンのコネクタを無理やり装備。
これで、外部からバッテリーの充放電ができるので、バッテリー管理に役立ちます。
ケース自体の構造がちゃちぃので防水性なんて考慮してません(^^;
自作昇圧回路で消費電流が120mAになり、バッテリーの容量アップでかなり使用時間が延びました。
ソーラーは補助的な感じですが、外のミニ温室1号に設置してあるのでサボテン見たりするのにピッタリ。
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実は最近落っことしてしまい、ケースのクリア部分にヒビが入ってしまいました。。
壊れてはいないので、割れ止めだけして現在も使用しております(^^;

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