サボテンの植え替え 植え付け

サボテン

今更ですが、サボテン栽培始めて間もない方用の記事だと言うことを、毎回初めに書いておくべきだった(;・`ω・´)

主な植え替え順序

  1. 苗の抜きあげ・乾燥
  2. 鉢の準備
  3. 培養土の準備
  4. 植え付け

今回は、4の植え付けについて書いていきます!

概要

植え替え行程の最後になります☆

植え付け後の事も含め、特に栽培を始めて間もない方に、注意してもらいたい点を書いていきます。

苗と鉢のマッチング

サボテンにあったサイズの鉢を割り振っていきます。

多くの植物に見られる傾向として、地上部と根はほぼ同じ大きさに発達していく事が多いので、サボテンの場合も、地上部と鉢の容量が近いサイズを選ぶと良いでしょう。

大きな塊根がある場合は、塊根から細い根が伸びるスペースを考慮して、少し深い鉢を選ぶこともあります☆

大きすぎる鉢に植えない

鉢サイズが大きすぎると、鉢の中に多くの水分を保有できるようになる為、土の乾く速度が遅くなってきます。

多くのサボテンは、乾湿のメリハリがある管理を求められますので、大きすぎる鉢だと土が乾燥するまでに時間が掛かり、環境によっては過湿状態が続く事による成長不良、または根腐れが起こったりします。

やや小さめの場合だと、乾燥気味になる可能性はありますが、サボテンは乾燥に強いので栽培リスクは下がります。

根詰まりで成長が止まらないの?と思うかもしれませんが、植え替え時に根を整理してしまうという、サボテンならではの植え替え方をしているので気にすることは無いかと考えております。

小さい苗は寄せ植えを

小さい苗は、小さすぎる鉢に入れるより、まとめて植えると良いでしょう。

理由は、水槽で魚を育てる時と同じように、気温等の環境変化に対して、鉢の容量アップによる土壌環境の安定化が見込めるのと、複数苗を植えることにより苗間の土が乾きやすくなるので、過湿の心配も減少するからです。

植え付け

サボテンに鉢を割り振ったら、いよいよ植え付けです。

まず鉢の底に少し土をいれます。

スリット鉢の機能を活かすため、鉢底石は使いません。

ただし、乾燥状態が続くのを嫌う品種(カプトメ等)の場合は、この時点でごく少量の赤玉土中粒を自分は入れています。

次に、これは自分のやり方なのですが、少量のオリジナル完熟堆肥を入れております(^^;

根に悪影響が出ないように数年寝かし完熟させた堆肥は良質の有機質肥料なので、長期間ゆっくりじわじわ効いていくのを狙ってます☆

少量の土を堆肥に被せた後、農薬を少量いれてます。

アカダニやネジラミ等の害虫予防の為です。

後は、普通に土を入れて植え付けておしまいです☆彡

植え付け後

日中は暖かく日の当たる所に置きます。

ただし、急激な高温や直射日光は日焼けの原因となりますので、遮光したり、日光の当たる時間を調整して数日~1週間ほどかけて慣らしていくようにしましょう。

水やり

植え付けから1週間ほど経ったら水をやります。

なぜ1週間も水をあげずに待っていたかというと、サボテンが環境の変化に対応して根を出し始めるまでの期間だからです。

温室などの暖かい場所に置いてあるなら1週間ほど、そうで無い場合は2週間ぐらい待っても大丈夫です。

特に、根を全部切った物は発根までに時間が掛かるので、2~3週間ほど待ってから水をやります。

発根しているか確認してから水をあげるのもいいでしょう。

まとめ

  • 大きすぎる鉢は過湿で腐らすリスクがあり、ぴったり~少し小さめの鉢の方が乾湿のメリハリが出て管理しやすい。
  • 塊根は、サイズに合わせて少し余裕をみる。
  • 小さい苗は、寄せ植えした方が管理しやすい。
  • 植え付け時、底に完熟堆肥や農薬を自分は仕込んでいる。
  • 植え付け後は、時間をかけて日光に慣らしていく。
  • 水やりは、サボテンが動き出すまでの期間として、1週間以上待ってからにする。
  • 根を全部切った物は発根までに時間が掛かるので、焦らない。

植え替えで、良いサボテンライフを送りましょう♪

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